土地の値段交渉は絶対にした方が良い。〜200万円値切った話〜

土地の値段交渉は絶対にした方が良い。〜200万円値切った話〜

タイトルがやらしい感じになってしまいましたが;

先に結論から。

 

土地の値段交渉は絶対にした方が良いです!

 

我が家はX200万円の土地を

200万値切ってもらって

X000万に値下げしてもらいました。

 

どうやって値下げ交渉したのか?について

今回は書きたいと思います。

 

まず初めにat homeで土地の情報がアップされたのを発見!

 

前に書いた通り

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毎日SUUMO、at homeを巡回パトロール中に

新着物件発見!

 

細かい住所までは載ってなかったものの

町名が今住んでいるところと同じなので

Google Earthを使って空き地を探していると…

(と言っても空き地なんてほとんどないのですぐ見つかった)

あった!

今の家から駅に向かう途中の道から

一本道入ったところのようでした。

 

今の賃貸の家のご近所ー!

30坪!

うん。良いサイズ。

この時はサイズがどうとかよりも

駅から3分!(!?)、スーパーへ徒歩30秒。

その割に大通りに面してないので静かな場所。

しかも価格的にも予算より少しオーバーしてるけど

なかなか良い!!

と思い

その物件情報をじ〜っくり観察。

 

土地の情報をよくよく見ると、おかしな点が..

 

が、駅から3分は違くないか…?

その日外出の予定があったので

実際にその土地を見てみることに。

 

実際の土地を確認!

 

こんなご近所に空き地あったんだ〜といくくらい

普段使わない道にその土地はありました。

 

その日が出かける予定のついでだったので

その土地から駅までストップウォッチで測ることに。

.

.

.

.

駅の改札ついた!

ジャスト5分!w

 

全然3分じゃないでないか。笑

 

これで値段交渉の材料ゲットー!

 

発見した時点で

夫(なおちゃん)に連絡を入れていました。

私「良い土地見つけたんだけどーーーー!!!!」

(土地の情報のURLのリンクを送る)

 

・・既読・・

 

なおちゃん「良いんじゃない!!?」

 

軽!!っ

 

何そのスーパーでお菓子買うみたいなリアクション..

と思いつつ

 

ちょうどその時良くしてもらっていた不動産会社の営業の方がいたので

その人に連絡!

今まで良くしてもらった営業マンにまずは連絡

土地を見つけた後、

普通ならそのままその土地の情報を持っている

不動産会社に連絡すると思うのですが

私の場合は、とっても良くしてもらっていた不動産屋さんがいたので

迷わずその方に連絡しました。

なぜかと言うと、

仲介手数料はその「良くしてもらった営業マン」

払いたかったからです。

不動産の仲介手数料となると

土地や建物の価格の3% !(400万円を超える場合)です。

X000万円の土地の3%って、結構な額ですよね。

その土地を見つける前は

中古マンションを探していた時期があって

その時からずーっとお世話になってる方がいました。

どのくらい「お世話になってる」かと言うと

新着物件があれば誰よりもいち早く連絡してくれるし

(私の方が見つけるのが早い時もある笑)

なんと我が家に目印をつけた地図を貼り合わせた

でっかい地図を作ってくれたり!!

(これ意味わかりますか?笑)

見開きA3サイズの地図をコピーして

貼り合わせて壁に貼れるくらいの大きな紙にしてくれたんです。、笑

既に内見をした物件の位置にはシールが貼ってある..

本当に、その方の不動産会社は

全然メジャーじゃない地場の会社だったんですが

もう、良く動いてもらったんで

他の何もコンタクトを取ってない不動産会社に

仲介手数料を払いたくなかったんですよね。笑

土地の情報を掲載する不動産会社に直接連絡しないのはダメなのか?

ここで

それってありなの?(紹介しているところじゃないところに連絡すること)」と

思われるかもしれませんが

全く問題なしです!

(連絡した後に他の不動産会社と契約するのは失礼ですが;)

そもそも不動産情報は

売主から売買をお願いされた物件を

一定期間内にレインズ(REINS)」という不動産会社しか見れない

物件情報サイトに登録する義務があるので

他の会社経由で買うことができます。

もちろん、元々の売り手側の不動産会社は

仲介手数料を売り手と買い手両方からもらいたいので

自分のお客さんに買ってもらいたいのが本音です。

ということで話がそれましたが、

お世話になった営業マンYさんに連絡

(以下Yサン)

私「すごい良い土地見つけました!

at homeに載ってるんでURL送ります!」

Yさん「送ってください!」

・・・送信・・・

私「この物件かなり本命なので、これにしようと思うんですが..

かなり良い条件なので、もう仮申込みしたいです!

もちろんYさんから買いたいので、

(売り手側の)不動産会社さんに連絡してもらって良いですか?!」

Yさん「ありがとうございますー!早速連絡します!」

30分後…

まさかの連絡が来る..

営業マンYさんから着信!

Yさん「連絡してみたんですが、、、なかなかの強者の会社さんで..」

私「..??」

Yさん「まだ掲載したばかりだから、もう少し待って欲しい、だそうです;」

私「意味わかんないー!!怒w」

まぁこうゆうことです。

元々の売主側の不動産会社さんAさん

まだat homeに出したばっかりなので

自分の方に直接問い合わせが来るお客さんが来るまで

待って欲しい。ということ。

これって、、、ダメなやつじゃん!!笑;

出た!「囲い込み」

これはいわゆる

「囲い込み」ってやつ!

ググっていただければ分かるのですが、

「囲い込み」とは売主から売却の媒介契約を依頼された物件を、他の不動産会社に契約させないことをいいます。
つまり、別エリアの他社の不動産会社から「○○の物件を買いたいって人がいるので物件を案内させてほしい」と電話があっても、「すみません、すでに申込みが入ってしまいました」と嘘をつき、紹介を断ります。

オウチーノニュース

「「囲い込み」とは?知らないと怖い不動産売却」より抜粋させていただきました

しかもこの場合は、

変な嘘をつくのでなく

「ちょっと待ってて欲しい;」という

謎の返答。笑

直接元々の不動産会社に連絡してみる

Yさんからその話を聞いて

すぐに元々の不動産会社のAさんに電話をしました。笑

私「〇〇の土地、まだ申込み入ってないですか?」

Aさん「まだ問い合わせ着てませんよ〜♪」

わー嘘だーー!!笑;

とりあえずここで白状。

私「実は私先ほど〇〇さん(営業マンYさん)から申込みをしたものなんですが…

『もう少し待ってください』っていうのは「囲い込み」じゃないんですか??」

Aさん「….えー囲い込みじゃありませんよー;

売主様から信頼できる方に買っていただく、ということで

きちんとお会いしてから..云々..」

なんかウニャウニャ言ってました。

とりあえず一番手ですよね?(一番最初に連絡)ということだけ確認して

その日はそれで終了。

とは言いつつ、、モヤモヤもや。

その後Yさんと話をして

また明日も連絡してくれるそう..;

Yさん曰く、

「まーよくあることですからねー;」と..

やっぱ他社の悪口言わないところも良いわ。素敵だよYさん。笑

・・翌日・・

Yさんから連絡。

Aさんと連絡がつかないそう;;

・・翌日・・

苦渋の決断..

Yさんから連絡。

「〇〇(私)さん、もう今回は諦めましょう!;

  このまま待っておくと他の人に買われちゃって取り返しつかないことになります!;

 直接買ってください!;」

とのこと。

マジかーーーー!!!!

いやー、、、、本当良い人。

そうだよね、ここで変に粘って買われちゃったら

今までの3ヶ月無駄になるもんね;

ということで泣く泣く…

私「Yさんありがとうございますーーー!!泣

  沢山動いてもらったから絶対Yさんから買いたかったけど、

 ここで他の人に買われたら絶対後悔するから今回は直接言っちゃいます!泣」

次買う時(ないけど;)はYさんから絶対買いますー!とだけ伝えて

Yさんとのやりとりは終わりました。

ということで気持ちを切り替えて、、、

すぐに元々の不動産会社のAさんに連絡。

私「もう諦めます。直接買います。。

  本当はYさんから買いたかったんですけどね…」

と嫌味満載な感じで伝えました。笑

Aさん「ありがとうございますー♪」

私「でも他の土地と迷ってるので、

  詳しい土地の情報ください。」

と伝えると……

(本当はこの土地に決めるつもりでしたが、値下げ交渉がしたかったのでこんな言い方..笑)

土地の詳細情報が…

Aさん「まず2点お伝えしなければいけないことがあります。

1点目は、土地の中心に井戸が元々あって

今は埋め戻した状態にあります。

2点目は、水道管がVP菅です。」

とのこと。

1点目の「井戸」があったということ。

それを聞いた時、

なんとなく「リング」世代の私は

ちょっと怖いな…というのが正直なところ。;

今は埋め戻ししてあるといっても、

昔もしかした貞子が落ちたかもしれないじゃん!!;

無駄な不安が….笑

2点目、VP管について

道路の地下に埋まっている水道管本管から

土地まで繋がっている部分がVP管だそうです。

VP管とは昔の水道管で、材質は「塩ビ管」なのですが

現在普及している「HIVP管」とは別物のよう。

「HIVP管」は地震に強く、低温でも割れにくいそう。

当時はその話を聞いた時、

「貞子」と「よく分からない古い水道管」

土地の価値が一気に下がった感じがしましたが笑;

土地の残念なポイントは「値下げ交渉材料」

この2つの情報は買い手にとっては

「良い値段交渉材料」になる!

と思いました。

なので、あえて

「えーなんかこわいですね!ちょっと少しだけ考えさせてください。」

とだけ伝えて、作戦を練ることにしました。

値下げ交渉の作戦を練る

練る、といっても

シンプルに「値段交渉ができる土地のデメリット点」

まとめただけ。

  1. 表示されている駅徒歩3分は間違いで、実際は5分。
  2. 「井戸」がこわい&気持ち悪い
  3. 水道管が「VP管」だということ

1の駅からの距離は、

前々回買いた通り。

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これは完全なる不動産屋さんのミスというか、

誇大広告です。

2つ目については

当時の建築会社さんに聞いてみると

(契約破棄した会社ではありますが)

きちんと井戸の埋め戻しの工事がきちんとされているのであれば問題ない。とのこと。

3つ目について

VP管を現在通常使われているHIVP管に変える場合

ざっと80万〜はかかるだろうとのこと。

という3つの「値下げ交渉」項目を武器に..

再び不動産屋Aさんに連絡

ざっくり

「表示されている駅からの徒歩が違う」

「井戸がこわいので、埋め戻し工事の証明になるものを欲しい」

「VP管の入れ替え工事費用が80万以上かかること」

を挙げて、

その分値下げしてください。

お伝えしました。

「X200万円の土地を

 X000万円にしてください。」

とはっきり。笑

「難しい場合(X000万円にならない場合)は

他の土地に決めます。」

とお伝えしました。

実際には他の土地なんてないのですが

ただ値下げ交渉するよりは

「この値下げに難色を示すと買ってくれない」

思ってもらえた方が良いですよね。(姑息)

あとは今から考えれば、

そもそも土地を売る側も

値下げあり気で金額を決めているので

X000万円という数字は現実的だったと思います。

そこで値下げのお願いをすると..

「売主に確認するのでお待ちください!」とのこと。

言い方のニュアンスから

「あ、大丈夫だな。」と思いました。

想定どおりの値下げ交渉金額だったんだろうなと。笑

そして結果は..!

翌日。

すぐにメールで井戸の埋め戻し工事の写真と

その時の見積もり、領収書等が送られてきました。

「売主様X000万円OKだそうです!」

わーい!!値下げ交渉完了ーー!!

ということで

土地を値下げるための結論!!

そもそも値下げされる前提で

金額設定されていることが多いので

ダメもとでも絶対値下げ交渉がした方が良い!!

200万円、大きいですよね?

値下げ交渉のポイント

1.まずは土地の情報が正確かどうか調べる

特に駅徒歩は確認!

これはないとは思いますが、

土地のサイズなど

2.土地のデメリット情報をあげる

今回は井戸と水道管でしたが、今後不動産価値が下がりそうな条件を探す。

例えば今後建設されるマンションだとか近隣の住宅の建て替えなど、

日当たりが悪くなりそうな状況など

3.他の人に買われない程度に他の物件をチラつかせる

です。

ただし注意点!

今回はうまくいきましたが、

売主によっては絶対値下げない!人とか

色々言ってくるうるさい人には売らない!とか

あるかもしれないので

やりすぎるとせっかく見つけた物件が手に入らなくなるので注意です!;

土地の値段交渉は絶対にした方が良い。〜200万円値切った話〜

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関東の海のそばに4人家族(夫、娘2人)のあやです。

2021年に30坪の土地を購入して、3階建の注文住宅をロビンスジャパンというハウスメーカーで建てました。1階は賃貸併用住宅ならぬ、シェアオフィス併用住宅にして住宅ローンをまかなっています。

このブログでは「こどもと一緒にミニマムな暮らし」をテーマに、家づくりやインテリア、子どもが生活しやすい暮らしについて書いています。

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